伊丹市立笹原中学校
 

校長のあいさつ

【校長4年目を迎えるにあたって】

 みなさま、こんにちは。
 この4月より、校長4年目を迎えます、菰口太志(こもぐち ふとし)と申します。
 今年度も、「笹中でよかった!」「通わすなら笹中でしょ!」と、思ってもらえる学校、「人間力の育成ができる学校」を、教職員一丸となり、つくっていく所存ですので、保護者の皆様、地域の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、本校は、昭和58年に、市内8番目に開校し、39年目を迎えます。本年度は、1・3年生4クラス、2年生4クラス、特別支援学級2クラス、全校生徒数400名でスタートいたします。市内で一番小規模な学校ですが、生徒と教職員が「チーム笹中」として、「授業」「行事」「部活動」に全力で取り組み、活気に満ちあふれています。
 生徒会では、「みだしなみ」「そうじ」「あいさつ」「じかんを守る」の頭文字をとった「みそあじ運動」を行い、「みそあじでそろう心とあふれる笑顔」を合い言葉にして、「すべての生徒が安心して過ごせる居場所のある学校」づくりを推進しています。
 授業では、「プロジェクト型学習の創造」「ICT(タブレット)利活用」に重点をおきます。また、5年目を迎える「笹トレ」(毎週水曜日の6校時)において、上級生が下級生に、あるいは同級生同士で、数学を教え合いながら進める学習に取り組み、「主体的・対話的で深い学び」を具現化し、その成果もあらわれています。
 最後に、本校は、伊丹市よりコミュニティスクールとして認定され、5年目を迎えます。保護者や地域の皆様、学校関係者、学識経験者等の代表による学校運営協議会を設置し、学校運営の基本方針を承認したり、教育活動にについて意見を述べたりすることで、一定の権限と責任を持って学校運営に参画していただいております。また、学校や地域の課題解決に向けた協議もしております。
 学校と保護者、地域が力を合わせることによって、互いに信頼し合い、それぞれの立場で主体的に笹原中学校の子どもたちの成長を支えていただいております。本校の教育は、皆様方のお力添えなしには成り立ちません。
 コロナ禍ではありますが、今年度も、「地域に開かれた学校づくり」の推進に向けて、「笹中地域サポーター制度」など、様々な教育活動に取り組んでまいりますので、より一層、本校へのあたたかい見守りと、ご理解・ご支援をいただきますようお願い申し上げます。


伊丹市立笹原中学校 校長 菰 口 太 志