今回ご紹介するのは、朝ごはんの定番「たまごサンド」です。
そんなの、作り方を聞かなくても知ってるわと言われそうですが、このレシピのポイントはタイトルにもあるとおり、レンジで時短なんです。
たまごをレンジにかけると爆発することはご存じだと思いますが、それはなぜだか知っていますか。
たまごの黄身は薄い膜に覆われています。さらに白身に覆われ、その白身は殻で包まれています。これをそのままレンジにかけると、密閉された中の水分が急速に加熱され、気化し膨張します。これが爆発する原因です。(これを水蒸気爆発といいます。結構、危険です^^;)
じゃあ、黄身の中の水分に逃げ道があれば?
そう、レンジでもたまごは加熱できるんです。
①耐熱容器に油小さじ1/2を入れ、そこにたまごを割り入れ、爪楊枝などで黄身をまんべんなくつつく。
②ラップをして50秒から1分10秒レンジにかける。(黄身の様子をみて、加熱が不十分なら10秒ずつ増やしてみてください)
③フォークなどでかき混ぜ、マヨネーズ・塩・こしょうなどで、好みに味付け。
これで、パンに挟む作業まで入れても、5分でたまごサンドができます。洗い物も耐熱容器とフォークだけの手軽さです。いかがでしょうか。
ポテトサラダやタルタルソースに一個だけゆで卵がほしいけど、お湯を沸かすのがめんどくさいなんてときにも使えますよ。
このレシピの注意点は「黄身に十分に穴をあけておくこと」です。不十分だと、殻ごと加熱したときほどではありませんが、レンジ内でたまごが爆発します。
時短のつもりが、レンジ内の掃除で余計な手間がかかってイライラしないよう、お気をつけください。