2020年(令和2年)1月29日(金)に3学期のオープンスクールがおこなわれました。
5校時の授業を自由に参観していただいた後、6校時には阪神北サポートセンターの職員の方にお越しいただいて、薬物乱用防止についてお話しいただきました。
「薬物乱用」というと覚せい剤や危険ドラッグなど犯罪に直結するものを思い浮かべ、あまり身近な問題に思えないかもしれませんが、市販の風邪薬でも大量に服用し続けると中断した時に禁断症状に襲われ生活が破綻します。(これは風邪薬の中に、微量ではありますが、覚せい剤の原料になるエフェドリン、麻薬の成分であるリン酸ジヒドロコデイン、興奮作用があるカフェインなどが含まれていることがあるためです)
タバコ・アルコールなども常習的に摂取していると中断した時に禁断症状が出るという点では、薬物と変わりありません。
また、夜間に出歩いているときに、新商品のサンプルだと言って手渡されたタバコのようなものを吸って救急搬送された未成年者がいるというお話もうかがいました。
乱用というと何度も繰り返して薬物を使うことのように思えるかもしれませんが、たった一度でも薬物を不正に使用すればそれは【薬物乱用】です。そして、それは長く続く苦しみへの一歩です。言葉巧みな誘惑には、きっぱりと、「NO!」と言いましょう。